俺のギターの点検(a gibson advanced jumbo)

以前、ギターのペグを固定する木ねじの締めが弱くなっていたことで、新大久保のクロサワ楽器に持って行って見てもらったときに言われたのだ。
ペグの緩みは、気にするほどではない。大したことではない。それよりもブレージング(力木)が剥がれかかっているようだ。一度リペアマンに見てもらったほうがいいのではないか。

歯が痛いからと歯医者に行ったら、別の重大な虫歯を見つけられたとか、そんな話と同じだ。
うまい言い回しが浮かばない。そんなことも含めてショックだ。

気になったらなんかやらかしてしまう俺様は、後日、ペグのネジ穴に、木工用ボンドを塗ったヒノキの木片をつめて、ネジを締め上げた。
案外うまくいくもので、以来、気になるほどのペグのぐらつきはなくなっている。

しかし、別の虫歯、力木の件が、気になる。
とはいえ、ギターを連れてクロサワ楽器まで行くというのは、なかなかにハードルが高い。
また、そんなに今のギターの音に不満を感じていないこともあって、そう、1年以上問題を先送りにした末、昨年2017年末にとうとうリペアマンに見てもらった。

場所は、クロサワ楽器の横浜店。午後のお休みがたまたまいただけたので、リペアマンがいることを確認の上、お邪魔した。
数分のチェックで、問題ない、と。
紙が通るくらいの浮きはあるが、このくらいは問題ない。
もっと剥がれた状態にならないと、うまく貼り直すこともままならないと。

数万円の修理代と、数週間の預かりを想定していたのだ。
まさに拍子抜けだが、まあ、よかった。
かなりの無駄足感は否めないが。

そういえば、店員さんは以前、このギターを買う時に、試奏させてもらった店員さんと確か同じ人だ。
ギター買ってから9年近くになるし、せっかくだから点検してもらえないかと聞いたところ、気になるところがなければ、特に点検する必要もないとのこと。
なるほど。そうですか。

あまりに速攻で用件が済んでしまったので、駐車場代も30分で十分に済んだ。
なんともいえないお休みだった。