ニッポンをひとつの家庭としたならば ~ 愛国のススメ

日本を一つの家と見なしてみると、

【今まで】
家族構成はおばあちゃん1人、お父さんと、お母さん、子供が3人。
お父さんは市場で材料を仕入れて、加工して売ることを仕事にしていて
いくつか問題はあるものの順調に利益を上げていた。
子どもたちはお父さんのようになろうと、がんばって努力していた。

【現状】
家族構成はおじいちゃん2人、おはあちゃん2にん、お父さんと、お母さん、子供が3人。
お父さんの仕事の方法では高くて売れなくなり、設計だけをおこなって
あとは別の人に製造、加工をお願いする、という仕事になってきた。
設計の世界は競争が厳しく、いつ仕事がなくなってもおかしくない状態。
お父さんも結構な歳にになっていて、そろそろ定年も見えてきている。
おじいちゃんは二人とも要介護で、今のところおばあちゃんが介護している。
もしおばあちゃんが要介護になると、だれも介護する人がいなくなる。
お母さんは派遣で働いてはいるものの、低賃金で、長時間働かされている。
子どもたちは、製造、あるいは派遣のような自分たちでもできそうな仕事は
なくなっているか、あっても低賃金で安定しないことを悟る。
また、お父さんのような優れた仕事も、賃金はいいが、競争にさらされ
安定せず、四六時中仕事に取り組み努力をする、という状況をみている。
努力して仕事を得ても、結局努力する必要がある。
ならもう努力をすることなんかやめて、その日暮しをしよう、という子どもがひとり。
それでもお父さんの後を継ぐために、必死になってがんばる子がひとり。
お嫁さんになるから、どうでもいいという子がひとり。

どうでしょうか?もう、終わっているといっても過言ではないです。
もしおばあちゃんが倒れたら、、、お母さんは介護に回ったとして、手が足らず
お父さんは手伝うわけにいかず、子供たちは絶対拒否。やばいです。
家庭崩壊にもつながりかねません。
お父さんが倒れたら、、、期待のエースの子供は一人、その子に全員がぶら下がります。
とてもじゃないですが、耐えられません。
普通なら生活保護。でも国に生活保護はないですよね?ODAを受けるのでしょうか?
生活を収縮して、自給自足の暮らしに戻るのでしょうか?戻れるでしょうか?

このように、もう息もタエダエの日本。
期待のエースの若者が増えて、その子供たちに期待するしかありません。
自分の生活で手いっぱいの感はありますが、頭の片隅に
・どうやって日本を立て直すか
・どうやって日本に貢献するか(この仕事がどのように日本に貢献するか)
を置いておいてもらう必要があると思います。

このままいくと、伝家の宝刀「鎖国」して、自給自足の生活に戻るしか道はないように
思えるんです。江戸時代に戻るんです。タイムスリップです。

絶対にイヤ!
ならば、あまり明るくないですが、未来に向かってがんばりましょう!
日本のために!イヤなら国から出ていきましょう。お願いします。
生きていくのはつらいものです。でも楽しいこともあります。
努力は報われず、正義は死ぬかもしれませんが、それでも、それでも、
この国、ひいては自分のために、がんばりましょう!
このくらいの愛国心、今は必要です。