ソニーのヘッドフォンMDR‐100ABN買った!使った!レビュー

ソニーのヘッドフォンMDR‐100ABN買った!使った!レビュー

以前にも書いたとおり、スマホ購入当初はソフトバンク
インイヤーイヤホンを使っていた。
SoftBank SELECTION SE-5000HR
俺の記事

ヨドバシカメラで片っ端から視聴して購入を決めたものだ。
決め手は「音がデカい」というそれだけのところではあったのだが、
音ももちろんよく、クラスを超えた音とはまさにこれのことで、
9000円以下で数万円の価値を手に入れたと思う。

使用して半年が過ぎたある日。
俺のセカンドベビーがそれを舐めていた。

音を確認すると、果たして、全域で音の出が悪い。
数週間乾かしてみたが、高音は出るようになったが、低音がでない。
こんな状態で聴いているとイライラする。

ヘッドフォンを探った。
結果的に機能面ではMDR‐100ABNしかなかった。
以下の機能があるのは、これしかないのだ。
つうか、この時点でMDR‐100ABNは新製品であり、この機能を求める
俺としては絶好の購入機会だともいえる。
・有線/無線
・LDAC

念のためヨドバシに視聴しに行った。
機能ではなく、音質で圧倒する他機種があるかもしれないじゃないか。
いろいろ視聴させていただいたが、どれもこれも、俺の視聴環境である
Xperia Z4で鳴らすと、音が小さい。いい音なんだろうけど、
全然「鳴り」が小さい。
ヘッドフォンアンプなんかめんどくさくてあり得ない。
MDR‐100ABNはその中でも一番大きかった。
(10万円程度のものと比べても)
しかもノイズキャンセリングもある。

購入しようと思ってから数日で購入に至った。
こんなにも早いのは、やはり、壊れたヘッドフォンで聴くのはイライラする
のと、ナイスタイミングでMDR‐100ABNが発売されたからだ。

最初はハイレゾを有線で楽しんだりもしたが、それまでだった。

ほぼ無線のみで使用している。

(当初はノイズキャンセリングに違和感を感じた。少し気持ち悪くなるような、
 高低差のあるところで耳がキーンとするような感覚だ。
 慣れるのに1週間ほどかかったが、それ以降はなんてことはない。
 何事も、慣れだ。)

挙句、常にノイズキャンセリングを有効にし、再生ボリュームを最低限、
ミュートより3段階上程度にして聴くようになってしまった。

結局、俺は、「楽に」音楽を聴きたいのであった。
「いい音」ではなかった。

耳にもいいとは思うが、音質はこんな音量じゃわかんないもんねえ。
そんなの、どうでもよかったのかな。
ハイレゾの音源買うのもどうかと思うようになってきた。

最後に、特筆すべきはノイズキャンセリングだ。
初めて買ったノイズキャンセリングヘッドフォンなので(邪道だと思っていた)
比較することはできないのだが、相当なレベルでキャンセルしてくれる。
街を走る車は全てプリウスかと思われ、普通電車の音も新幹線レベルに
落ちている。特に低音のキャンセルに優れているため、これらの音は特に
得意なのだと思う。一番すごさを体験できるのは、マフラーとかいじってる
迷惑千万車やバイクの音だ。あの「ブロロロロ」とかいう嫌な低音が
最適にカットされる。
家で掃除機を使用するときにも使っている。
そう、音楽を聴かずにノイズキャンセリングだけでも使用価値があるのだ。
(曲を聴いていないアイドリング状態が続くと勝手に電源が切れるのだが)

実際、街で音楽を鳴らさずに、ノイズキャンセルだけしていて、それが
切れると、「ゴー」という騒音に驚く。
なんて騒音の中で生きているのか。

都市で暮らし、電車通勤するなら、必須アイテムではなかろうか。
少なくとも今は、ハイレゾを聴くなら、他に選択肢がない。