未来 展望 ビジョン

「自分がX年後、どうなっているか、どうなっていたいか考えてみましょう」という状況が、マレにあるもんだと思います。
答えれる人がいるのでしょうか?
考えて生活している人がいるのでしょうか?
私はまったくダメです。
自信を持って答えられて、ある程度の説得力がある答えができるのは、子供か経営者くらいではないでしょうか?
「経営者」が答えられるのも、事業を、自分の仕事をどうするかであって、他の事は疑問です。
自分が自分を経営していく上で、その目標を立てることが重要のように思います。
企業は簡単ですね。第一目標はお金です。
他の公共団体やNPOもそうなんですが、それぞれなんらかの明確な目標があって、人が集まって、集められている訳ですから
それ自体目標がなくては成立しません。存在した時点で目標は明確です。
したがって、組織の目標というのは解りやすいです。
個人の目標はどうなんでしょう?
先に述べたとおり、「組織」は存在した時点で目標があります。
では「個人」はどうでしょう?
生まれた時に「目標」はあったでしょうか?与えられたでしょうか?
ないですよね。
人間なので、考える力があるので、自分で考えなければいけません。
が、しかし、
「子曰はく、五十にして天命を知る」(孔子論語より)
という言葉があります。
つまり「目標」は50歳にならないと、それを知る、決めることはできないということです。
孔子の時代に50歳までどれくらいの人が生き残れたかどうかは定かではありませんが
(およそ改訂された可能性もありますが)多くの人が知らずに亡くなっていることと思います。
実際「そんなの死ぬまでわからない」というメタファーではないでしょうか?
まあ、いずれにせよ、目標を立てるのは至難の業だということです。
人生のテーマともいえる課題「目標」。
では、目標がないと「未来・展望・ビジョン」を語ることはできないのでしょうか?
本来は「目標」ありきのそれらですが、目標がなくったって、いいと思うんです。
人間なんですから、それはそれとして、適当に決めましょう。
願望でも、予想でも、デタラメでもいいんです。だって「目標」がないんだもの。

私のビジョンは、、、
・楽な仕事をして、人並みの生活を送る
これに尽きますね。
入社面接などでは、口にしたとたん、お引き取り願われること請け合いです。

でも、具体化していってみますと
まず「楽な」仕事をするためには、「楽な」職種につくか、「楽な」立場にならないといけません。
「楽な」職種なんてそうそうないでしょう。なんかあるんですかね?あったら教えてください。
あったとしてもその職種につくための苦労があるんでしょう。さらには新参者には厳しいかもしれません。
まず打つ手は、「好きな職種」に就くということでしょう。
「好き」だったらある程度の苦労も「楽」といえるような気がします。少なくとも嫌いな人に比べると
絶対「楽」ですよね。
次に打つ手は、「楽そうな会社、部署」を選ぶということです。
会社はそれ自体が生き物のようにくるくると変化、変態していきます。
「楽そうな会社」を選ぶということは、至難の業です。
今楽そうでも、10年後、20年後はどうでしょうか?
もし選べる先見の明があるならば、株のトレーダーにでもなったほうがいいですよね。
自己資本で稼げるため、利益は100%自分のものですから。
「公務員」という選択もあるかもしれませんが、まず採用試験が難関です。
試験内容もしょうもないです。試験内容は確実に業務に役に立ちません。
※だからといって他にいい方法があるかといわれるとーないから、そんな試験なんでしょう。
そんな無駄な努力をして、楽かどうかもわからない、公務員という道は、、、どうですかね?
「楽そうな会社」は選べません。「部署」はどうでしょうか?
言わずもがな、選べません。
自分より偉い人に「あっちいけ」と言われれば、行くしかありません。
ごねてもロクなことはありません。
次の一手は、「楽な立場」に立つことです。
頑張らないでいわゆる「窓際族」を目指すというのもアリはアリですが、そのような窮屈な立場では
わたしは勤続することができません。だって、それって「楽」ではないですよね。
傍から見ると、楽そうかもしれませんが。
では、どうするか?
人並み以上にがんばって、知識、能力を身につけて、それなりの実績を残す必要があると思います。
例えば、知恵袋的な存在になれれば、みんなの相談にのってあげる、それだけで、それで充分業務になり
存在価値のある人になれます。
でも「人並み以上にがんばる」ところがイヤです。
そんなところにこそ、持てる知恵を振り絞って、全身全霊を傾けて
「楽して、効率的に、人並み以上にがんばったなりの、成果を得る」
単純にがんばることはできなくても、いかに楽をするか、であれば私はがんばれます。

具体的なビジョンができてきた感がありますね。
まとめると、
何年後かには
「楽して、効率的に、人並み以上にがんばったなりの、成果を得て、会社の中で一角の立場を確立し
 知恵袋的な、アドバイザー的な業務を楽におこなう」
つまらん。
せっかく、だらだら記述して、考えたのに、ありきたりですね。
でも、実際のところ、そうしているところであり、目指しているところです。
「楽する」という大命題があるので、まあ、こんなもんでしょう。
仕事のことしかビジョンにないように見えますが、会社員が「楽」できるということは
すなわち、安定した収入の下、プライベートを満喫できることに直結します。
会社員がプライベートで何するかなんて、風の吹くまま、気の向くままです。
見栄えを良くすれば、面接なんかでも、使えるような内容になると思います。

こう考えてくると、今の会社は、やっぱりやめられないですね。
せっかくの積み上げてきた成果を、捨てるというのは、、、「楽」に反します。
うーん。やめたいんだけどなー。
やめられないなー。
なんか自己肯定みたいだなー。
エバってなんだろう?

これを読んだあなた!あなたはどうですか?
是非あなたのビジョンをお伺いしたい。