OKUDA TAMIO JAPAN TOUR MTR&Y 2010 @ C.C.Lemon

久しぶりの渋谷だ。
エージャンの1年点検以来かもしれない。多分そうだ。
 
最近滅法寒いのでMont-bell渋谷店でフェイスマスクを購入した。
クリスマスイブだと言うのに、クリスマスイブだからなのか、
全然お客がいなかった。
 
勤労会館の交差点を昇って行く途中に、はなまるうどんがあった。
思わず入ってしまった。
かけうどん、100円。
あまりのうまさと安さに、はなまるうどん銅像を建立しようかと思うのと同時に、
まさにデフレの権化をかみしめているのだと気付かされる。
 
あったまったところでC.C.Lemonホールに到着した。
すでに開場していた。
 
OTのサイン色紙が貰えるとかいうディスク販売コーナーは30人ほど並んでいたが、
グッズ売り場は人がとても少なく、といっても20人くらいはいるだろうが、
買う人は結構少なくて並ばずに買える程度だった。
OTファンも歳とって大人になったから、今まで散々買ってきたグッズがちょびっと
邪魔になって来ているのではないだろうか。私はそうで、なかなか買えない。
グッズのTシャツその他イロイロがヒトカタマリになってドカーン!
なかなか捨てられない。首がちょっとビロってきても、捨てられない。
都合、Tシャツの引き出しはグッズでてんこ盛りになり、閉めることあたわざるなり。
なもんで、服は買えない。最近はパーカー等のスエットも出してきているのだが。
袋も売っていた。が、あれはどうなんだろう。
デザインはいい。HERE!THERE!EVERYWHERE!
が、キャンパス地?エコバックが?
水気を含んだレタスとか、弁当のドリップとか気にせず使うのがエコバックだろ?
綿布って、HERE,THERE,EVERYWHEREで使えるような素材ではないだろ。
化学繊維、ビニールだったら買うかなあ。
結局ステッカーのみ買った。
↑なんだかんだでなにか買う
 
今回は幸運なことに前から10列目!えれえ近い。この前のブッチャーほどではないが。
久しぶりのホールということもあり、席の間隔がとても広く感じる。
客の入りが8割くらいかと思っていたら、実は大入り満員だった。そしてOTが登場した。
OTは左翼だった。私の席は右翼オハラウイング前、少し悲しい。
OTはギターソロの時など客前に出てくるのだが、ケーブルの都合上、センターまで出てくるのが
精一杯のようで私の正面までついぞ来ることはなかった。
 
いきなり「人間2」で始まった。
いきなり?やにわに?なぜそう感じるのかはよく分からなかった。
よくわからないと言えば、「人間2」という曲名だというのも、ネットで検索してようやく思い出した。
挙句それがどんな曲だったか、思い出せなかった。
もう、死ぬのかな。
などと思いつつリアルのCDライブラリを検索して、ヒットしたのがアルバム「30」だった。
もう、、、え?まじ?、リリースは15年前だそうだ。
15年前にはインターネットなんか無くってなあ、、、もう、歳なんだな。知っていたんだろ?
しかし今「30」の「人間2」を聴いてみると、OTも円熟してきているなあと思う。
「ひとり」を経て、ギター一人になり、自負と実力が向上しているのだろう、「30」のアレンジが
今と比べるとストレートではなく、チャラチャラした感じに聞こえる。
 
「人間2」だ。すげえパンチだ。ノックダウンされそうになるが、倒れないように気を張るため
思いっきり叫んだ。
 
後は「彼が泣く」「恋のかけら」。
いずれもライブではとんと耳にすることはなかったかのような曲だ。
「恋のかけら」に至ってはサンボマスターのほうが印象に強かったりもする。
 
3曲のあと、この3曲で全力を出し切ったので、後は余韻だという旨のMCがあった。
「人間2」のパンチ、「恋のかけら」のまとめ。確かにRIJなどならば満足できるかもしれない。
が、まだあるだろ。「最強のこれから」が。
 
特にOTRLの曲で思うのが、ドラムの面白さ。
オハラレイとユータは結構原作に忠実ではあるのだが、ドラムは違う。
あの暴れっぷり、いつもながらにスゲエと思う。
常に全体としての張りというか、グルーヴがでているのはやはり、あのドラムのせいだろう。
「海の中へ」ではOTよりもドラムに注目させられたりもした。
 
盛り上がったのは
「イナビカリ」
最強だったのはやっぱり
「最強のこれから」
 
OTRLよりも過去の忘れかけていた名曲たちがビリビリにしびれる。
人間2がrepresentationだ。まさに、それ。
OTRLを全部やんなかったのも、そういうことなんだろう。
 
最後はなんだったか、思い出せないが、結構さらっと終わった。
 
アンコールで、センターのゲスト席に空耳の安斉先生となんかのバンドのベースが呼ばれた。
一瞬私が呼ばれたらどうしようと、思った私がいかんともしがたく、どうしようもない。
「あくまでドライブ」ここでも、ドラムが光る。
 
セカンドアンコールでイージュー。
やっぱり歌って終わらねえとな。
 
OT退場の中、なぜか「さすらい」が流される。
みんなで大合唱。
私は、、、歌えなかった。
どうしてだろう。人前で弾き語りまでやる私が、なぜ、そこでは恥ずかしいのだろうか。
多分、生来の一匹狼、いや、孤立の果ての独りよがり、一人ごっこでまた眠る。
そういえば「かたちごっこ」やんなかったな。
都合、手拍子でなんとかしのぐ。
歌えねえなら、帰るか、などと思っていたら、さらにユニコーンの「雪の降る町」が!
またもや大合唱の中、私は壮絶な葛藤の渦の中で、、、、手拍子。
なんともいえない会場の一体感の中で終焉となった。
ふん。こんな、、、仕組まれた予定調和なんか、ノせられてたまるか!
などと思うということは、ノリきれなかった自分へのやるせなさか。
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いずれにせよ、本当にイイライブだった。
2010を締めくくるにふさわしく、同時に燃え尽きた感じもする。
ありがとう、OT!
メリークリスマス!もう流行んないけど。
最強のお年を!