崖の上のポニョを見ました。

崖の上のポニョを見てきました。
すごかったです。とても面白かったです。
ジブリ映画で一番は「トトロ」でしたが、それを上回りました。

世界観が飛んでいて、「子供から見た世界」、「子供が感じる世界」
がそのまま表現されているようにも思えます。
トトロの世界は、まあ、大人が見ても「納得」できるものでしたが
ポニョは違います。「それはないだろ」「ありえない」
「他の場所はどうなっているの?」「影響は?」「今後は?」などなど
ツッコミどころが満載です。
が、そこがいいんだと思います。
そんなことを考えて、立ち止まっているようでは、まだまだです。
この映画を楽しむことはできません。
入り込めばいいんです。その世界に。
入れることが重要です。
入れること、つまりこの映画を楽しめるということは、
子供の心があるだと思います。
もちろん私もそれがあります。
最後なんか、ストーリー関係なしに、音と映像で泣きそうになって
しまいましたからね。
そう。おそらくはストーリーはどうでもいいんじゃないかと。
子供向けのディズニーアニメのように。
そんなことより、世界観。
子供の世界観を見事に表現できていると思います。
その世界観を表現するための作品なんだと思います。
だからストーリーなんかはその次になる。
子供の世界観を緻密に音と映像で作り上げた作品。
それがポニョなんだと思います。

アニメでないと、アニメだからこそ、というところを
それはもう充分に生かし切った映画だと思います。
素晴らしい映画です。
やっぱり宮崎駿は天才だなあ。
ジブリはすごいなあ。

間違いなく、最高傑作です。